今朝、出勤しようとマッハでバタバタしてる
と我が家の1歳強のおコがしゃれた格好
で近寄って来、ホント急いでいたので
ちらっと見........ん?!......
で、もう1回.............んんんん?!!!!!!
絵に描いた様な2度見をしてしまいました。
そう、出掛ける訳でもなく、なんかの撮影があるわけでもなく、
普通のただの連休明けの何でも無い日なのに、僕の大切なコレクションの60年代初頭のリーバイスのXXではありませんかぁぁー!
普通に何の意識も無く着せてしまう奥様に殺意を覚えます。
しかも着用後は何でも分け隔てなくすべてを洗って洗って洗いまくりますので、この物も例外ではないでしょう.....。
KILLERです。(大人と違い食べ物どろんこ排泄物等....汚れの度合いが半端ナイので
仕方が有りませんが....)
大人ものは絶対数が違うのと、履き潰されることが少ないので現存数は程度の差はあるにせよ、かなりの数が全世界、特にニッポン国内に有ると思いますが、
こと子供服は,
今の世でもそうですが長男から次男へはたまた三男へ、
果てはいとこ、はとこ、おい、めいにまでどんどん渡っていき、
しかもすり切れてチョチョギレル程に
洗濯され酷使され..........果てはウエスになるのがほとんどです。
よって、現存数が極端にすくない!!!
このリーバイスは消費大国アメリカの大切な産業遺産をこれ以上失ってはならぬと十数年前に一念発起し、蒐集したコレクションの一部です。
ほんと勘弁してよ〜。と思いながらもマッハで開き直り遅刻覚悟で、
コラムのねたにと思い細部迄、まじまじと見入ると
改めてプロダクトの素晴らしさに感銘を受けました。
大人用のXXとほぼ同じ仕様。全く手抜きが有りません。
まずバックから..........ちゃんとバックヨークも取ってあり、
ヒップポケットも2つほぼ同じ位置に。赤タブも、アーチも
バランスよく配置されてます。
そして、一番解りやすい所は......そうです!
ベルトループがしっかり左にずれてあるじゃありませんか!!
ループ自体は大人用のそれの流用みたいですが.....(デニム自体に対してかなりでかい!)
またそのアンバランスさがかわいく見える秘訣なのでしょうが.....。
あと、縫製糸の番手ですが、これまたちゃんと6番、8番、20番........と使い分けてます。
糸の色もオレンジ、イエローとバランスよく!
これには本当感動です!!
驚愕!!ヒップポケットの隠しリベットもあります。
こんな小さいポケットに破れる程に物を入れるかって!話も有りますが。
っていうか1歳とか2歳とか用なので物はおろかても入れませんよね。
この無駄さもアメリカのいい所でしょうか!?
次にフロントまわりですがV字ステッチもちゃんとあります。
太番手で綿糸が色落ちしていい雰囲気です。
ジップはZXXと同じタロンです。
これまた綿テープが色落ちしていい雰囲気です。
はい。
トップボタンがスナップなのはご愛嬌。
耳の幅も同じです。
裾もチェーンステッチです。大人用と唯一明らかに違う所は裾の脇割りの部分に
カン止めが入ってます。意図は良く解りません。.......こんな裾のはしから破れるか〜
と思いますが。ネタとしては悪くありません。
そこのデザイナーさん!!いいねたになりますよ!
サンプリングして下さい。
あくまでも私の勝手な推測ですが、当時子供用のリーバイスは生産ロットに
乗るだけの数が発注されずそれだけでラインを組みにくく、
大人用のラインで無理くり作ってたんではないでしょうか?
すべてにおいて、ほぼ例外無く耳が付いてるので
(原反の幅はかなりあり、その両端にしか耳は付いてません。)
耳の使い方も贅沢そのものですが、大人用のそれの残反で作ってると仮定すれば
納得がいく感じかな?
よって、大人用と寸分違わぬ物作りができたのでしょう。
結果、後世に素晴らしいプロダクトを残せて、結果オーライ!ではないでしょうか。
今の子供服は.......それはもう酷い物です。
コスト減、合理化、服のツラからそんなことばかりが聞こえてきそうです。
結局また今回も何が言いたいのかわからないしまらないコラムとなってしまいそうですが、
デザイナーの皆さんいいお洋服をプロダクトを!
後世に残して下さい。
おわり
...........遅刻でした。若手スタッフの冷たい視線がKILLYOUな感じでした。